今回のお客様は メールが送受信できない 、もしくはメールが遅延するという不具合でお越しいただきました。メールソフトはOUTLOOKです。経緯を伺ったところ 画像ファイルを受けようとしたが、受信することができず、以降 事象に至ったそうです。

まずは 状況を確認。お客様のおっしゃるように 添付ファイルの送信ができない、テキストメールの着信が遅延するという不具合を確認、状況からメールボックスの逼迫と推察しました。またプロバイダーのサポートとのやり取りの中で同様の状況を推察する旨の説明も受けました。

お客様は 1つのメールアドレスを会社のＰＣと自宅ＰＣの2台で使って共有しており、 双方のパソコンには5年にも遡る 古いメールが保存されていました。
さらにプロバイダーとは、初回契約からすでに20年を経過しており、当時のプロバイダーは既に大手プロバイダーに吸収されてました。プロバイダー サポートの説明から、契約内容が古くメールサーバーの容量が非常に小さいことが判明、現在の環境には適さない状況でした。

これらを踏まえて お客様と、メールサーバー上のメールを削除するタイミングと、2台のパソコン （ローカル）に保存されている 削除しても構わない メールの日付範囲について協議。その後、自宅 パソコン、会社 パソコンの順で作業実施、不具合を回避することができました。

対応で苦慮した点は 自宅 PC で一旦消したサーバー上のメールが 作業前の会社のパソコンに同期してしまい 逼迫が再発した点です。また、御客様へは、メールサーバーの容量を増やすよ契約の見直しを推奨しました。

今回の事例は、かなり 稀でしたが類似の事象が発生した場合、まずは プロバイダー情報を持参のうえ 当店へお越しください。